葬儀までに決めておきたいこと
檀那寺や宗派がわからないときは、親類に聞いてみましょう。
・神式の場合
関係のある氏神の神職に斎主をお願いします。
一般的に、神社では葬儀を行なうことはありません。
式場の場所(自宅、斎場など)に斎主に来てもらうことになります。
・キリスト教式の場合
カトリックなら神父に、プロテスタントなら牧師に臨終に立ち会ってもらうこともあります。
葬儀は神父・牧師の指導にしたがって行なわれます。

檀那寺や宗派がわからないときは、親類に聞いてみましょう。
・神式の場合
関係のある氏神の神職に斎主をお願いします。
一般的に、神社では葬儀を行なうことはありません。
式場の場所(自宅、斎場など)に斎主に来てもらうことになります。
・キリスト教式の場合
カトリックなら神父に、プロテスタントなら牧師に臨終に立ち会ってもらうこともあります。
葬儀は神父・牧師の指導にしたがって行なわれます。

仏教徒はどこかの寺院の檀家となり、寺院から教え(法施)を得て、これにお布施(財施)でもって寺院を支えるという関係にあります。
この寺院と檀家の関係を「寺檀関係」といいます。
寺檀関係は江戸時代にキリスト教が広がるのを防ぐ目的でつくられました。
それが今日にいたっているのです。
ですから、自分たちが檀家となって支えている寺院を檀那寺といいます。
浄土真宗では「お手次寺」といいます。
また、仏教では、死者の冥福を祈ることを「菩提を弔う」といいます。
ですから、先祖代々の菩提を弔ってもらっている寺院という意味で「菩提寺」となります。
もともと「菩提」という言葉は、サンスクリット語で「悟り」を意味するボーディ(bodhi)を中国語に音写したものです。
喪主の決定
葬儀までに決めておきたいことはまず、葬儀の主催者として遺族を代表する喪主を決めます。
葬儀の通知状は、喪主の名で通知することになるからです。
一般的には喪主には、故人の配偶煮長男・長女、親、兄弟の順で故人とのつながりが深い人を選びます。
結婚して姓が変わっていても、故人の実の娘であれば喪主になってもかまいません。
未成年者が喪主になるときは、後見人を立てます。
宗教・宗派の確認
葬儀は、故人あるいはご家族の宗旨で営まれます。
仏式、神式、キリスト教式といった従来からの形式と、最近では特定の宗教によらない無宗教葬で営まれる場合もあります。
まず、基本はこの葬儀の形式を故人の信仰や遺志、故人の家のしきたりに沿って決めます。
葬儀規模の確定
会葬礼状、会葬御礼品、食事などの手配や世話役の人数や配置、葬儀式場を決定するためにも、会葬者数をある程度予測しておくことが大切です。
故人の生前の交際範囲とご遺族の交際範囲が、ひとつの目安となります。
予想される会葬者数に香典の平均額をかければ、大体の予算が把握できます。
これをもとに業者と相談し、葬儀の規模を決めればよいでしょう。

葬儀式場の決定
葬儀式場として、斎場(葬儀の専門式場)、寺院、自宅、公共の集会所や公民館、ホテルなどがあります。
故人の遺志や会葬者の人数、利便性などを考えたうえで決めましょう。
祭壇の決定
故人の人となりをいかに表現するかが、祭壇の決め方に大きく影響してきます。
喪家側は、故人の性格や信条を率直に葬祭業者に伝えて、そのイメージを具体化するプランを業者に出してもらいます。
世話役の依頼
規模によって、弔問を受けるのに忙しい喪主や遺族に代わって葬儀の進行をとりしきる世話人(世話役)を立てておくと便利です。
親戚や友人・知人、勤務先関係、町内会などで信頼できる人に引き受けてもらいます。
喪家の窓ロになる受付係は町内会関係・会社関係など係を分けて依頼するとよいでしょう。
式場には、自宅、寺院や教会、集会所や公民館、斎場(葬儀会館)、ホテルなどがあります。
葬儀の規模や予算、葬儀の形式を考慮し、葬祭業者と相談のうえで式場を決めます。
自宅の場合
自宅での葬儀は、まず次のようなスペースが問題になります。
マンションなどの集合住宅が増えている今日では、自宅葬は減少傾向にあります。
1、祭壇を飾る部屋
2、遺族が座るスペース
3、僧侶が着替えや休憩をする小部屋
4、会食をする部屋
最近の調査では、現在のところ自宅の利用が最も多いものの、年々減少傾向にあります。
逆に、年を追うごとに利用が増加しているのが斎場です。
その次は寺院・教会ですが、これも年々減少傾向にあります。
ホテルや集会所の利用はまだ少ないようです。
斎場の場合
葬儀のためにつくられていますので、設備やサービスの点で優れているのが斎場(葬儀の専門式場)といえるでしょう。
斎場には、自治体が運営する公営のものと、葬祭業者や寺院などが経営している民営のものがあります。
寺院や教会の場合
仏式では基本的には檀那寺で行ないます。
檀那寺が遠隔地にあったりして葬儀を営むのが不可能な場合は、同じ宗派の寺院を紹介してもらうか、宗派を問わずに利用できる寺院付設の式場などを利用します。
キリスト教式であれば、葬儀は原則的に教会で行ないます。
集会所や公民館の場合
団地やマンションには、集会所があるところが多いのでそれを利用します。
地域によっては、公民館やコミュニティセンターを利用できるところもあります。
ホテルの場合
新たな葬儀の式場として、ホテルがあげられます。
遠方から来た弔問客の宿泊はもちろん、貸衣装や案内状、香典返しなどの手配も一括してできることがメリットです。
欠点は、多くの場合、遺体の搬入ができないこと。
また、一般的に、焼香や木魚を使用した読経もできません。
ですから、先に火葬し、遺骨で葬儀をする場合が多いようです。
葬儀全体の方針が決まったら、葬儀の具体的プランや運営は葬祭業者に委任します。
祭壇についても葬祭業者の基本料金に組み込まれていることが多いので、デザインやサイズは葬儀全体のイメージや予算から、業者が適切に判断して設営してくれます。
この点については「業者一任」のほうがよいかもしれません。
喪家側としては、故人の人となりをなるべく詳しく説明し、業者のイメージが適切なものになり、故人にふさわしい祭壇になるように協力します。
・仏式
本尊と香炉・燭台・花立ての「三具足」を置くのが基本になります。
そのほか、遺影、位牌、供物などを置くことが多いでしょう。
・神式
枢の前に遺影と霊璽を置きます。
その手前に供物を載せる饅案と呼ばれるテーブルを置き、さらにその手前に玉串を載せるための玉覇案を置きます。
そして、両脇には榊と灯を配します。
・キリスト教式
とくに決まりはありません。
一般的には枢や遺影のまわりを生花で飾ることが多いようです。
枢は、祭壇に横向きにすることもあり、とくにカトリックでは直角にすることもあります。
・無宗教葬
とくに決まりはありません。
祭壇のデザインやサイズは業者と相談のうえ、故人の人となりを考えながら決めます。