ネコの病気の対処法 5
ビタミンB1欠乏症
【原因】ネコにはたいへん多い病気です。
ビタミンはカロリーにはなりませんが、それぞれに重要な役割があり、Bは運動に関係する部分の働きを助けます。
したがって活動的なネコは、イヌやヒトより多くBを必要としています。
青身の魚にはBを破壊する物質が含まれていて、青身の魚を常食にしているネコでは欠乏します。
また安定性も悪く、ドライ・フードなどでは破壊されていることもあります。
もともと信頼性のあるメーカーのものには充分添加されていますが、古くなったドライ・フードの使用はさけた方が良いでしょう。
また下痢などがつづくとB1は失われます。
【症状】食欲不振、嘔吐、体重減少と慢性の病気では共通した症状に加えて、麻痺、けいれん、異常反射、バランスの異常があり、末期には異常な声を出してなきます。
【看護】腸内細菌で作られ食物から多く与える必要はありませんが、青身の魚の偏食や、貝、甲殻類にも破壊物質が含まれていますので、これらの食物の偏食をさけることです。
症状が現われていれば獣医師に治療を受けなければなりませんが、しばらくはBもしくはネコ用ビタミンの食事への添加が必要です。石塚孝一氏によると、チクワやカマボコの偏食から起こるという報告もあります。大事なネコの健康を守るためには、食生活の管理が大切です。