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2010年08月 アーカイブ

ネコの病気の対処法 3

今の日本ネコは栄養失調が非常に多い、というと驚くかもしれません。


しかし、食べ物がないという不足よりも、バランスの悪い偏食からくる失調が多いのです。


しかも、症状が現われていないだけのネコはたくさんいます。


これはネコに対する飼い主の理解の仕方によるところが多いようです。


ネコに魚と思えば魚だけ、カマボコだけ・・・といった食事になり、イヌと同じ程度の肉食というより雑食と思えば、御飯に肉、魚になります。


また最近では便利なキャットフードの普及による偏食さえあるのです。


ネコはイヌや人間とは違った栄養のシステムを持っています。


イヌや人間とは比べものにならないぐらい、栄養の不備による病気に悩まされているのです。

ネコの病気の対処法 4

黄色脂肪症(イエロー・ファット)

【原因】青身の魚(アジ、カツオなど)を常食としているネコに起こります。


青身の魚の脂肪は不飽和脂肪酸(植物油のように固まらない脂肪、たくさんの種類があります)が多く、不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、ネコの体内で脂肪が変質し炎症を起こすことにより発病します。


【症状】初期症状は病気とは気づかないぐらいで、おとなしいネコと見られるぐらいで、活動的ではありません。


進行すると、抱きあげようとするといやがったり、痛がったり、お腹の皮下にゴツゴツした脂肪の固まりが
触れるようになります。


雌ネコでは乳腺のしこりや、癌などのこともありますが、部位が違ったり、痛がったりしません。


また40℃以上の発熱のあることもあります。


当然食欲もなくなり、うずくまって動かなくなります。


重症では皮膚に穴があくこともあります。


【看護と予防】酸化防止としてビタミンEを与えます。


青身の魚をビタミンEの少ない食物と誤解しがちですが、不飽和脂肪酸の多い魚には、もともとビタミンEが多量に含まれています。


しかし過度の魚を食べると含まれているビタミンEだけでは足りなくなってしまうのです。


活動的なネコには青身の魚に含まれているいくつかの不飽和脂肪酸は素晴らしい栄養源で、魚をあげてもよいのですが、アジしか食べないといったような偏食ネコにしないことです。


白味の魚やほかの動物性蛋白も、まんべんなく食べさせてください。


キャットフードには、キャットフード自身の酸化防止という意味からも、Eは添加されています。


与える魚も酸化のすすんでいない新鮮なものがよく、干物などの与えすぎはよくないと思われます。


ビタミンEやネコ用ビタミンをあげます。

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