進むチルド化とフレッシュ化 4
「市販分野への進出もさけて通れない課題としてチャレンジし、一歩一歩、着実に将来づくりにつなげていきたいと考えています。
もうひとつ、将来上場したいと考えており、1年でも2年でもかなうことなら早めたい」
社長に久しぶりに会ったのは、1989年の10月でした。
秘書を通して入ケジュール調整に手間取り、会議のさなかにやっと30分ほど時間をもらったにすぎなかったのです。
寸暇を惜しんで得意先を訪問する社長のスケジュールはまさに過密、そして自らをセールスマンの代表としています。
それがこの会社の強みといえますが、しかし
「大手のサービスカもなかなかのもの、多角化している大手食品企業は、あらゆる手段を使ってサービスしてくるので、それに立ち向かうには全社一丸になるより仕方がない」
・・・と陣頭指揮の理由を説明します。
「いちばん大切なのは危機意識。
危機感がなくなった大会社の社員には、おみこしにぶら下がる人、つまり重荷になる人がいる。
しかし危機感を持つ会社の社員は、大会社の社員の何倍も働くことができる。」